今回は、ダイエット経験者なら一度はある「停滞期」が長引く原因と対策のpart4についてお話します。
前回までの復習です。
停滞期は数字に現れていないだけで実は体の中では着実に組成(筋肉や脂肪の割合)が変化しているということは押さえておきましょう。そして一方で、平均的な停滞期間(1~4週間)を超えて停滞期が続くのであれば、何かしらの原因が絶対にあります。
今回は、停滞期を長引かせている原因の3つ目について解説していきます。
解説するのはMUSCLE・BODY・MAKE代表、吉成大樹です。
業界一筋10年以上のフィットネス・健康マニアで、「日本一の美尻を持つ男性トレーナー」の自負を持つぐらい、ブラジル人女性張りのヒップの持ち主。
前職のパーソナルジム最大手で直面した課題(リバウンド率の高さ)を解決すべく2021年に独立。ノンストレスで成果を出し、手軽に運動を継続できる仕組みでリバウンド対策も備えたメソッドを確立。運動指導では特に、姿勢や体の使い方を重視し、習慣の積み重ねによる不調の根本改善に努める。
前回前々回で、停滞期を長引かせている一番の要因になりやすい、摂取カロリーと消費カロリーのバランスについてと、停滞期に入る前の急激なダイエットに関する危険性についてお話しました。
今回は、停滞期が長引く3番目の原因、「元々の体脂肪率が低い」について。
体脂肪率が低い方ほど痩せることが難しく、停滞期も長くなりやすいです。
体脂肪率が低い方ほど痩せることが難しく、停滞期も長くなりやすいです。
体脂肪率の標準は、男性が10~20%未満、女性が20~30%未満で、
男性は20%を超えれば、女性なら30%で軽肥満になり、軽肥満になってくると必要以上に脂肪があるので、ダイエットをしても防衛本能も起こりにくくなります。
停滞期は体の防衛本能(ホメオスタシス)によって起こるものとされており、必要以上に痩せる行為は防衛本能を強く反応させ停滞期を長引かせやすくなります。
体脂肪率が標準に近い場合は、焦らず長期目線でダイエットを行いましょう。
脂肪が少ないほど痩せにくくなるのはなぜか
脂肪の役割は、体を寒さから守る、外部の衝撃の吸収、エネルギーの貯蔵、です。
脂肪は生物にとって必要不可欠なものですので、体はある一定の脂肪を残そうと働きます。
一方、脂肪が多い人は体温が高くなりやすく、体温が高いほど基礎代謝が上がるので消費カロリーが上がります。また、1つ1つの行動もカロリー消費が高くなります。
痩せている人に比べて体に10キロや20キロの重りをつけているので無理もありません。
体脂肪が少なければ体は冷えやすいですし、行動に対しての消費カロリーが少なく、体を守るためにエネルギーを溜め込もうと吸収率が高くなります。
以上が、体脂肪率が低い人が痩せにくい理由です。
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