今回は、ダイエット経験者なら一度はある「停滞期」が長引く原因と対策のpart8についてお話します。
前回までの復習です。
停滞期は数字に現れていないだけで実は体の中では着実に組成(筋肉や脂肪の割合)が変化しているということは押さえておきましょう。そして一方で、平均的な停滞期間(1~4週間)を超えて停滞期が続くのであれば、何かしらの原因が絶対にあります。
そして、その停滞期を長引かせる4大要因は、摂取/消費カロリーのバランス、停滞期前の急激な減量、元々の体脂肪率の低さ、基礎代謝の大幅な低下、でした。
今回は、長すぎる停滞期から抜け出す対策について解説していきます。
解説するのはMUSCLE・BODY・MAKE代表、吉成大樹です。
業界一筋10年以上のフィットネス・健康マニアで、「日本一の美尻を持つ男性トレーナー」の自負を持つぐらい、ブラジル人女性張りのヒップの持ち主。
前職のパーソナルジム最大手で直面した課題(リバウンド率の高さ)を解決すべく2021年に独立。ノンストレスで成果を出し、手軽に運動を継続できる仕組みでリバウンド対策も備えたメソッドを確立。運動指導では特に、姿勢や体の使い方を重視し、習慣の積み重ねによる不調の根本改善に努める。
長すぎる停滞期から抜け出すための対策ベスト5の1番目は食事内容の見直しでした。食事が悪ければいつまでも停滞期を抜け出せません。食事内容は停滞期が始まる前から整えておきましょう。
具体的に行う食事内容の見直しは下記の3つでした。
カロリーを摂りすぎていないか(食べ過ぎていないか)
炭水化物中心の食事になっていないか
野菜(食物繊維)やタンパク質が不足していないか
前2回はカロリーと炭水化物に関してお話したので、今回は野菜や海藻、タンパク質を十分に摂れているか、について。
野菜が不足すると、食物繊維が不足し、腸内環境を悪くします(特に野菜に多く含まれる水溶性食物繊維は腸内環境を整える働きがあります)。腸内環境が悪くなると、便秘や代謝の低下を招きます。※食物繊維の重要性についてはまた別の記事でお話します。
また、タンパク質の不足は、筋肉の分解を招き、基礎代謝が落ちることになるので、停滞の一番の要因になります。
そして、野菜(食物繊維)もタンパク質も、満腹感を促進してくれるので、一食の過剰な摂取や余計な間食の防止に繋がります。
食物繊維の1日の摂取目安量は、男性が21g、女性が19gで、野菜だけで摂るなら350g(手の器に山盛り3杯分)が目安です。
タンパク質の1日の摂取目安量は、女性が体重×1~1.5g、男性が体重×1.5~2gとなります。体重60kgの方は90g目安で、サラダチキン約4個分に相当します。
ということで、停滞期が長引いたらまず、カロリー、炭水化物、野菜(食物繊維)、タンパク質の摂取量を見直してみてください。
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