本日は【40~50代女性が美しく若々しい体を保つ為の秘訣】のPart30です。
前回までお話しした秘訣:
①「『筋肉(特に体幹部)』を付ける為に自宅で「ながら」でも出来るイチオシエクササイズ6選(コラム№38,39,40,41,42,43)
②「起床後にコップ一杯(200㎖)の水を飲む」(№44)
③「表情筋を活性化する」(№45)
④ 「正しい歩き方で大股で歩く」(№46)
⑤「座り姿勢を意識する」(№47)
⑥「耳をケアする」(№48)
⑦「湯船に浸かる」(№50)
⑧「良質のオイルを摂り入れる」(№53)
⑨「乾燥肌予防の為の食べ物の摂取」(№55)
⑩「アンチエイジングな食習慣」(№56)
⑪「ストレスを溜めないようにする」(№57,58)
⑫「お酒と上手に付き合う」(№59)
⑬「睡眠の質を上げる」(№60,64,65)
⑭「骨貯金をする」(№66,67)
⑮「スーパーフードを摂り入れる」(№68,69)
⑯「定期的にデトックスを行う」(№70,71,72,73)
⑰「『水』にこだわる」(№74)
⑱「腸活を意識する!」(№75,76,77)
⑲「骨盤底筋群を鍛える」(№78)
⑳「肋骨をケアする」(№79)
㉑「『FODMAP』に気をつける」(№80)
㉒「更年期と骨盤の関係について知る」(№81,82)
㉓「歩く量を増やす」(№83)
㉔「脇腹に無駄な脂肪を付けないようにする」(№84)
㉕「賢い時短術を身に付ける」(№85)
㉖「積極的に鉄分を摂る」(№86)
㉗「鍛えるべき筋肉と鍛えなくて良い筋肉を理解する」(№87)
㉘「酪酸菌を増やして腸活を促進する」(№88)
㉙「クレッシェンド断食(継続的ファスティング)を上手く活用する」(№89)
今回は30番目の秘訣「塩にこだわる」について。
減塩が叫ばれている昨今、健康・美容意識の高い40〜50代女性の中には、塩分を極力控えめに意識している方も少なくないと思います。
一般的に「体に悪い」とされる塩は、インスタント食品や加工食品に多量に使われている「精製塩」のことで、外食や惣菜コーナーの惣菜、コンビニ食主体の食事をしていると、精製塩の摂取が過剰になります。そして、この精製塩の過剰摂取は事実、糖尿病や心疾患、動脈硬化など、様々な病気を引き起こします。
一方、だからと言って、減塩=全ての塩を減らせばいい、というわけではありません。
本来、塩は人間にとって必要不可欠な食材です。
そこで今回は、塩の種類や違い、体に良い塩の選び方についてお話しします。
解説するのはMUSCLE・BODY・MAKE代表、吉成大樹です。
業界一筋10年以上のフィットネス・健康マニアで、「日本一の美尻を持つ男性トレーナー」の自負を持つぐらい、ブラジル人女性張りのヒップの持ち主。
前職のパーソナルジム最大手で直面した課題(リバウンド率の高さ)を解決すべく2021年に独立。ノンストレスで成果を出し、手軽に運動を継続できる仕組みでリバウンド対策も備えたメソッドを確立。運動指導では特に、姿勢や体の使い方を重視し、習慣の積み重ねによる不調の根本改善に努める。
■塩の種類
1.精製塩
電気分解によってナトリウムイオンを抽出し、煮詰めることで塩の結晶を作ります。食塩などスーパーに並んでいるものの多くが精製塩で、値段も安価です。
精製塩が身体に悪い最大の理由は、塩化ナトリウム以外のミネラル分を全て切り捨ててしまうことです。一般的に漬物には精製されていない「粗塩」が使われますが、これは、食塩では乳酸菌が上手く働かないからです。人間の体に有益な乳酸菌が生きられない精製塩が、体に良くないということはこのことからも分かります。
2.天然塩
昔ながらの塩田で作られるものが自然塩のこと。自然塩にはミネラルが多く含まれており、甘味や苦味を感じます。海水を天日や平釜で煮詰め、海のミネラルバランスがそのまま残った塩のことを指します(「岩塩」や「天然塩」などと表記されています)。
塩には『料理の味付け』以外にも、『体のミネラルバランスを調節する』という大切な役割があります。ミネラルバランスはホルモンバランスに直結しますので、正に、特に40〜50代女性にとってはとても大事な食材ということなります。
つまり、体に良い塩とは、体のミネラルバランスを整えてくれる塩のことで、逆に、体に悪い塩とは、体のミネラルバランスを崩してしまう塩、と言っても過言ではありません。
また、ミネラルの中でもマグネシウム不足が現代病の一因と言われています。何故なら、農薬、添加物、精製糖、お酒、インスタント食品や加工食品などを摂取すると、それらを代謝するために、マグネシウムを大量に消費してしまうからです。その為、殆どの現代人が慢性的なマグネシウム不足と言われています。
そんな中で、40〜50代女性にとっても特に嬉しい重要ミネラルのマグネシウムが、実は「天然塩」から摂取出来るのです。
健康効果以外にも、料理で天然塩を使えば味が断然美味しくなりますし、ご飯と一緒に炊くと、水分をしっかりと含んだふっくらしたご飯が出来上がります。その他、入浴時に天然塩を入れるとミネラルを経費吸収させることが出来ます。美容業界では、天然塩での頭皮マッサージも注目されされ始めています。
因みに、フランス発祥のタラソテラピー(海洋療法)というものがありますが、これは、海水に浸かりながら海水に含まれるミネラルを、経皮吸収により取り入れてることによって、体のリズムを整えていく、という治療・リハビリテーション法のことです。
これらのことからも、どんな人にとっても、天然塩はとても重要な食材であることが分かります。
では、実際にどのような塩を選べば良いのでしょうか?
◾️塩を選ぶ時のポイント
「自然塩」の原材料は【海水】のみです。食卓塩は
「自然塩」ではありません。
工程の欄に【天日・平釜・逆浸透膜】等の記載があるものを選びましょう。【洗浄・イオン膜・立釜・溶解】等の記載があるものは、加工工程中にほぼミネラルが残っていない塩に該当します。
■オススメ天然塩3選
1.海の精 あらしお
スーパーでもよく見かける鉄板の商品。長年の研究と熟練の技術により採塩されており、ミネラルバランスが抜群。ほのかな甘みや旨味を含んだ、コクやキレのある味わいが魅力。様々な料理に使用できますが、おむすび・塩もみ・塩煮などシンプルな料理によく合います。また、ご飯を炊くときにひとつまみ程度入れるのもおすすめ。
2.ソルティースマイル 奇跡の岩塩
ステーキ料理などに付いてくるお馴染みのピンク色の岩塩で、ヒマラヤ山脈で採れるパキスタン政府公認のパキスタン岩塩「ROSA」を使用した天然塩です。各ミネラルの含有量が天然塩の中でもトップクラス。岩塩は肉をやわらかくする効果があるため、肉料理に使うのが鉄板。
3.ぬちまーす
沖縄の海水からできている天然塩で、透明度の高い海水を、温瞬間空中結晶製塩法という独自の製法で加工することで、塩分が一般的な塩より25%低く、各ミネラルの含有量がこちらも天然塩の中でもトップクラスになっているのも特徴です。まろやかな味わいを楽しめるのも魅力。
お米を炊く際に加えたり、天ぷらや刺身につけたりするのがオススメです。果物にかけてもおいしく食べられます。
今回は「塩」に関する正しい知識とオススメの塩に関してお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
生活のリズムが不規則で多忙なビジネスウーマンや、ホルモンバランスが急激に関する40~50代女性にとって、マグネシウムを始めとしたミネラルの摂取は本当に大事です。
あまり塩にこだわったことが無い方は、是非参考になさってください。きっと体調や肌の調子が良くなりますよ。
当ジムMUSCLE・BODY・MAKEは、統計学に基づいたオンリーワンの栄養指導、累計約600名を担当してきた、元RIZAPトップセールスの代表監修の、「運動嫌いの方でも続いてしまう」運動プログラム、マシンピラティスや脳洗浄等のケアプログラムも充実した、40~50代女性向けのトータルビューティージムです!
特に、ビール腹の解消やヒップアップ、反り腰(腰痛)の改善、そしてどこよりもお客様に寄り添い、二人三脚で目標達成をサポートする体制を強みとしています。
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